こんにちは、花房志帆です。
感情的になると、ついつい言葉が乱れたり、相手を傷つけてしまうような言動をしてしまいがちですよね…。
しかし、冷静さを保ち、相手に自分の気持ちを穏やかに伝えることは、より良い人間関係を築くためにとても大切です。
今回は、感情的になったときに、相手にどう伝えるか、その方法についてご紹介します。
なぜ、感情的になってしまうのか?
感情的になってしまう原因は、様々です。
- ストレス: 仕事や人間関係など、様々なストレスが積み重なり、感情のコントロールが難しくなることがあります。
- 過去の経験: 過去の辛い経験が、現在の感情に影響を与えていることがあります。
- パーソナリティ: 性格的に感情表現が激しいタイプの人もいます。
- 状況: 状況が急変したり、予想外の出来事が起こったりすると、感情が大きく揺れ動いてしまうことがあります。
感情的になったときに、相手に伝えるための3つのステップ
- 深呼吸をして冷静になる 感情的になっている時は、まず深呼吸をして、冷静になりましょう。数回深呼吸をするだけで、心身が落ち着き、冷静な判断ができるようになります。
- 自分の気持ちを言葉にする 感情的になっている時こそ、自分の気持ちを言葉にすることが大切です。ただし、相手を責めるような言葉ではなく、「私は今、〇〇な気持ちで、△△と感じている」というように、自分の感情を主体的に表現しましょう。
- 具体的な行動を相手に伝える 「もっと優しくしてほしい」など、漠然とした要求ではなく、「〇〇をしてほしい」というように、具体的な行動を相手に伝えましょう。
感情を伝える上での注意点
- 相手を責めない: 「いつも〇〇するから、私は怒ってしまう」など、相手を責めるような言葉は避けましょう。
- 一般化しない: 「あなたはいつもそうする」など、相手を全体として否定するような言葉も避けましょう。
- 「〜すべき」と言わない: 相手に何かを「すべき」と要求するのではなく、「〜してほしい」というように、願望を伝えましょう。
- 「私は」で始まる言葉を使う: 「私は」という言葉を使うことで、自分の感情に責任を持ち、相手を責めることを避けることができます。
具体的な伝え方の例
- ダメな例: 「いつも私のことを無視するから、本当に腹が立つ!」
- 良い例: 「最近、なかなか話ができないことが多くて、少し寂しい気持ちになっています。もう少し話をする時間を増やせたら嬉しいな」
感情を伝えるためのテクニック
- 「Iメッセージ」を使う: 「私は〇〇と感じている」というように、自分の感情を主体的に表現する「Iメッセージ」を使うと、相手を責めずに自分の気持ちを伝えることができます。
- 具体的なエピソードを話す: 抽象的な言葉ではなく、具体的なエピソードを話すことで、相手はあなたの気持ちがより理解できます。
- 「もしも〜だったら、嬉しい」という表現を使う: 「もしも、〇〇してくれると、もっと嬉しいな」というように、願望を肯定的な言葉で伝えることで、相手も気持ちよく受け入れやすくなります。
- 「ありがとう」を伝える: 相手の良いところを認めたり、感謝の気持ちを伝えたりすることで、相手との関係性がより良好になります。
最後に…
感情的になったときに、相手に気持ちを伝えることは、簡単ではありません。
しかし、上記のポイントを意識することで、より穏やかに、そして建設的にコミュニケーションをとることができます。
まずは、自分の感情に素直に向き合い、それを言葉で表現する練習をしてみましょう。 そして、相手との信頼関係を築き、より良い人間関係を築いていきましょう。
さらに役立つ情報
その時の心の状態によって感情が上手く整理できない時や気持ちを言葉にする方法がわからない時もありますよね。
そして、その人が生まれ持った感情の整理の仕方や感情を言葉にする流れにも個性があります。
TEA TIME TAROTのオンライン占いでは、あなたの現在の状態だけではなく、生まれ持った個性や特性から、どのように感情と向き合えば良いのか、気持ちをスムーズに相手に伝えるためにはどうしたらよいのかなどもアドバイスさせて頂くことが可能です。
一人で感情のコントロールが難しいと感じている場合は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの個性にあった感情の取り扱い方法を一緒に探していきましょう!