「どうしても彼じゃなきゃダメなのに…」

「絶対に彼と復縁したい、またあの時の幸せを取り戻したい」

「彼以外の人なんて考えられない!」

復縁や複雑愛に悩んでいる方の多くは、このような強い気持ちをお持ちだと感じます。

お相手に対する気持ちが「執着」であると自覚しながらも、その思いを手放すことができずに苦しみの中をさまよい、

「縁結び」や「復縁引き寄せ」…など。

相手の気持ちを自分に向ける祈願のために多くの時間やお金を費やしてしまう方もいらっしゃいます。

それで気持ちが少しでも安心出来たりすっきりするのなら良いのですが…

多くの場合は一時的にすっきりしたように思えても、すぐにまた苦しみや執着が強くなりさらなる迷いの森に足を踏み入れてしまいます。

そういったことを避けるためには、

「外側」に意識を向けて解決策を探そうとするのではなく、

自分の「内側」に意識を向けて根本原因を消していくことが大切になります。

今回は、この「執着」と向き合うための3つのポイント②「執着すると恋はうまくいかない?」についてお伝えいたします。

2.「執着すると恋はうまくいかない?」

「執着すると恋はうまくいかないもの」

「執着すると恋は叶わない」

「執着すればするほど、相手に逃げられる」

このような内容をどこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。

「執着すると恋は叶わない」…これは、先述の「ブレーキ」と「アクセル」のお話にあてはめてみるとわかりやすいでしょう。

思いが強ければ強いほど、心の中で抵抗や摩擦が生まれていきます。

執着の重い感情にとらわれるのではなく、

もっと自由に楽に心を解いていくほうがあなたにとってより良い流れが生まれていくものです。

執着の重い感情は相手にも伝わりやすいですから、

「自由を奪われる」「コントロールされる」「支配される」

相手が無意識下で「執着」に対して、このような警戒心や危機感を持ってしまうと二人に距離が生まれることにも繋がります。

「恋」は利己的なもの

「愛」は利他的なもの

と言われるように、「恋」は自分中心に考えてしまい、相手から「もらうこと」「奪う」エネルギーが生まれやすいものです。

「執着」や「相手を思い通りにしたい感情」に気付いたときには、

一度冷静になって、自分を見つめ直してみても良いかもしれません。

もちろん、これは「善悪」や「良い悪い」の話ではありません。

恋愛関係でいえば、恋から愛に変わるにはお互いの成長過程が必要です。

「執着が悪い」「恋が悪い」「利己的なのがいけない」というわけではなく、

そうした段階を経て、次に進めるチャンスが目の前にあるのだと考えて見ると良いでしょう!

また、少し話は脱線してしまうのですが…大切なことをお伝えしますね!

この世界は「鏡」のようなものですから、

あなたが何かを奪おうとしたりコントロールしようとすると

他の誰かからあなたも同じように奪われたりコントロールされてしまうことが生まれてしまうかもしれません。

あなたがいつも誰かから奪われる、被害者の立場になりやすいと言った場合は、

無意識にあなたが誰かに対して同じように奪うエネルギーを向けていないかを確認するのと同時に、

「あなた自身」に対して向けているエネルギーも確認しましょう。

あなたが傷つけているのは、別の誰かではなく、「あなた自身」かもしれません。

この世界は「鏡」です。

「あなた」が「あなた自身」にしていることもまた、「あなた」にかえってきます。

あなたがあなた自身に優しさと愛情を向けることで、世界はあなたに優しく愛を向けてくれるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は…執着と向きあう3つのポイント③「執着」と「強く願うこと」のちがいについて解説いたします!